月刊ココア共和国 (電子本&紙の本) について
☆4月号☆ (2021.03.28)
目次
●今月の一行
藤田 聡
●第6回YS賞
真土もく《受賞対象優秀作品3篇》
真土もく《受賞第1作》「半径二メートル」
秋亜綺羅*選考記録
「30行の世界を30行の宇宙に!」
佐々木貴*選考の想い「不器用という武器で」
真土もく*受賞の言葉「はじめまして」
●第1回秋吉久美子賞
八城裕貴《受賞対象優秀作品3篇》
八城裕貴《受賞第1作》
「白夜ごとに白昼は眩暈する」
秋吉久美子*選考の想い
「私達は私達のなりたいものになる」
齋藤 貢*選考記録
「白紙の状態から立ちあがる『ことば』」
八城裕貴*受賞の言葉「ふくろうの群れ」
●第1回いがらしみきお賞
能美政通《受賞対象優秀作品3篇》
能美政通《受賞第1作》「おやすみなさい」
いがらしみきお*選考記録
「読んだ時に覚えた、はじめての感覚」
能美政通*受賞の言葉「きみに手渡すことば」
●4月号投稿詩人のみなさんへ
秋吉久美子
いがらしみきお
●投稿詩傑作集Ⅰ
京のふじ「ぼくのかぞく」
碓氷 類「貴方に寄生したい」
スージー「ない・いない・きえた・やってない」
にごび「ショータイム」
美加りん「羊を喰らう」
滝本政博「墓碑銘」
吉岡幸一「不老不死の花」
田中傲岸「後光差す通り魔」
木崎善夫「女優・桃木かおるのカクテルな夜」
ゐしもりみづゑ「ふあんくらぶ」
●4コマ詩
いがらしみきお「歯ぎしり」
秋亜綺羅「困ったものだ」
佐々木貴子「重箱的苦悩」
●投稿詩傑作集Ⅱ
山口航平
「これは区立図書館でスマホにメモした詩」
川吹利夫「あなた」
ハラカラにゃんこ「タフィーピンクの君」
藤田 聡「うそつき」
木村 文「よみがえり」
紗野玲空「算数のおべんきょう」
安藤未浪「処理にしばらくかかります。」
小川芙由「りんご」
野宮ゆり「病室」
茉莉亜・ショートパス「人間Bluetooth」
●エッセイ
佐々木貴子「春だもの」
●投稿詩傑作集Ⅲ
岩佐 聡「鹿の残響」
あさとよしや「ねこぜのわけ」
すみれ「さくらラテ 三月二十六日より」
柳沢 進「迷宮」
求菩提三六「自死」
八尋由紀「理想的なある家族の情景」
一色向日葵「舞台袖」
中原賢治「父のうどん」
tomodachi NARUMI「広告――體――公共善」
稲山晃輔「ごめん、上の空だったよ」
●詩
佐々木貴子「かたち」
あきは詩書工房では、2020年4月1日に月刊詩誌「ココア共和国」を創刊号として、フィックス版と紙の本で刊行しました。ゲストや編集同人による詩、エッセイなどを中心に、詩の理論と方法論を追究しています。
また全国から詩の投稿を募集し、素敵な投稿作品をたくさん掲載していきます。
「ココア共和国」への投稿詩は同時に、2021年12月31日に締め切られる「第2回いがらしみきお賞」「第2回秋吉久美子賞」へ応募されたものとみなされます。20歳未満の方はそれらに加え「第7回YS賞」の3つの賞に応募したことになります。
「月刊ココア共和国」4月号の 電子本の購入は各ネット書店より。275円(税込)。
紙の本はココア・ショップまたはAmazonで販売しています。990円(税込)。
紙の本はこちらから
<編集前記>
先日、久しぶりに東京に行って、山手線に乗りました。車内のビジョン広告で「昨日より/1ミリでも、/可愛く/生きるの。」というコピーがありました。1日に「1ミリでも」というのは「ほんの少しでも」という意味だろうと思います。
1日に1ミリ。1年で365ミリ、100年生きると、36.5メートル前進することになる。これがもし、地震を起こす海洋プレートだとすると、千年に1度の地震の時まで、365メートル動いていることになります。それにしても、1ミリ四方にはどれだけのコロナ細胞が存在できるだろうね。「1ミリを笑う者は1ミリに泣く」ことになりますぜ。
さあ、4月号です。いよいよ、第1回秋吉久美子賞、第1回いがらしみきお賞、第6回YS賞が発表になり、その増ページ特集号です。
6人の選考委員は、1年で投稿された全3,154篇を1字1句残らず読んでいます。投稿したけれど誌面に1度も載らなかった人でも、この6人は確実にあなたの読者です。
秋吉久美子、齋藤貢、いがらしみきおからは、貴重な総評をもらっています。3名の受賞者からは受賞第1作と受賞の言葉があります。充実した特集となりました。ちなみに、いがらしみきお賞選考委員のクマガイコウキは、体調を崩しリハビリ中で、今回も休載になります。投稿詩は、全部読んでもらっています。それでは、3賞特集を十分にお楽しみください。
さて、今月号の詩の紹介に行きますね。
京のふじの「ぼくのかぞく」は、面白くて面白くてたまらない。次から次へとありえない展開が、洒落も絡んで絶品だと思いました。「先生のことば」が最後にあって、ダメ押しで読ませてくれます。このナンセンスは、新作落語になりますよ。
にごび「ショータイム」もすごいなぁ。「食べた」だから痩せちゃったんだね。こんな楽しいロジックは、簡単そうでなかなか書けないですよね。
「不老不死の花」の吉岡幸一は、かなりの実力ある詩人だと、ずっと思っています。今回の物語も佳いですね。ユーモアの中にも、アイロニーがあって、吉岡独自の抒情がとても楽しみです。
藤田聡「うそつき」もいい。「うそつき」の4文字だけで、行を換えたのは成功だと思います。何を書いても「うそつき」と言えば、嘘になってしまいます。結局、この詩で本当なことは「全部うそ」という真実だけです。
求菩提三六の「自死」では、1年で54機のジャンボ旅客機が墜ちたと書かれています。日本に54機もジャンボがあるかどうか知らないけれど、もしそうなれば大ニュースです。2万6千5百人が死ぬ、と求菩提は書いています。実はこの数字は、日本の1年間の自殺者数なのです。新型コロナでこんなに本気になってくれる政府だったら、自殺者をゼロにする政策くらいしてくれてもいいのにね。毎日のテレビニュースで「本日の全国の自殺者数は100人を超えています」なんて報道すらされない不条理を、求菩提は訴えているのです。
一方で、一色向日葵の「舞台袖」は「わたしはもうすぐ死ぬとおもう」という1行から始まっています。この詩では「死ぬ」ことは、大人になることなのです。大人の社会を「来世」と呼んでいます。「来世の私も/きっといそがしい」と。
稲山晃輔「ごめん、上の空だったよ」は、自分の脳みそに期待しながらも説明できないところが、逆説とも考えられて、深いなぁ、と感心しました。
教科書にはない、現在進行形で生まれ続ける詩たちです。素敵な詩が満載の月刊ココア共和国。読者の皆さん、読んで損しないと思いますよ。
(秋亜綺羅)
<編集後記>
3賞特集、いかがでしたか。これまで以上に気合の入った増ページでの特集号です。ぜひ手に取って感じてください。どうぞ心奪われてください。「ココア共和国」でなければ読むことができない詩が本当にあります。どうでしょう。これ、実はもっと驚いてよいのではないでしょうか。
2月以降、3賞特集の編集にあたって、受賞者3名の方と度々、連絡を取り合うことになりました。まずは受賞決定のお知らせのため電話をしたのですが、興奮気味に「おめでとうございます!」「わたしも嬉しいです!」と、繰り返していたわたくし。興奮が許されるのは受賞者の方ですよね。
とにかくココア共和国を毎月、楽しみにして読んでくださる皆さん、投稿いただいている皆さん、いつもありがとうございます。毎号を共にし、詩で始まった関係であることが、とても感慨深いです。例えば、これまでも編集の過程でゲストの方だけではなく、投稿されている方ともやりとりしているのですが、投稿作品への問い合わせのつもりが、逆に編集作業を労っていただいたりして。詩を読むにせよ、書くにせよ、いつも喜んで楽しんで刺激し合って、詩の世界を元気にしていきたいですね。
さて4月号も意欲的な作品が勢揃いです。今号は傑作集に30篇、佳作集には122篇が掲載となりました。全部で152人の投稿詩を読んでいただくことができます。今回、特に時間に余裕があったわけではないのですが、2月末に締め切った4月号分の投稿作品については音読しながら選考に臨みました。誠心誠意、読ませていただいています。それでも全部を掲載できず、本当にごめんなさい。
それでは今号、特に心惹かれた作品を少しだけご紹介します。碓氷類「貴方に寄生したい」の凝縮度、まず卓越していると感じました。誰かと想いを分かち合う、伝えるなどの意思の有無以上に、この詩に否応なく普遍性が立ち上がるのは何故でしょう。筆力だとしか言いようがないと思う。スージー「ない・いない・きえた・やってない」、全てが巧みですよね。最終行を台詞で括る点も秀逸ですが、なんと冒頭タイトルも非凡さを漂わせていた! もっと読ませてください、の領域です。滝本政博「墓碑銘」に貫かれた見事な抒情。説明など必要ない。この優れた詩をできるだけ多くの人に読んでもらうように努めたいと思います。木崎善夫「女優・桃木かおるのカクテルな夜」、読めば読むほど味わうことができるのは作品の完成度の高さによるものなのでしょう。「どしゃ降りの中をお構いなしに踊り続けたよね。あれは私たちが呼んだ雨だった」という詩行が際立っていると思いませんか。川吹利夫「あなた」に一瞬、起承転結を感じましたが、実はそうではなかった。最終連を読んでください。「知らない」「分からない」の隙間から詩が始まっています。ハラカラにゃんこ「タフィーピンクの君」の言葉の軽み。これは真似しようにも、なかなか真似できないような気がします。このタイトルから、この最終連が出てくるとは。ララ橋ララ美「ハイボール ハイボール ハイボール」、喪失が余韻をもたらすものであることを、「忘れないでいてあげる」という詩行で描き出しました。気がつきましたか。ハイボールを3回連呼したくらいじゃ足りないのですよ。わたしもハイボールが好きですけど。シブミ「全て、あなたの言葉」、詩に生きている人が詩で詩論を展開すると、このようにステキな詩になるのだと思いました。どうしてわたしたち、ちっとも重なり合わないのに、物語の双子を生きられるのでしょう。言葉って不思議ですよね。伊藤テル「乳牛さんこと、うしさん」、またまた面白さを止めようがありません。まさにモインモインにはモイン止めがない。どうぞ、このままマインモイン(邁進?)してください。小高功太「ゴッドとゴッホ(ゴッホンゴッホンゴッホン(咳))」、今号も面白く、ゴッドとゴッホでホドホドを超え、言葉遊びに徹しつつ、積極的に世相を反映させていく姿勢に好感が持てました。夏伐夏生「こんぺいとうの抜け殻」、この作品には「潰せば潰すほど、それは喜ぶんだよね/愛してるって」など、沁み込む詩行が多くあり、思わず泣きたくなってしまうのですが、ふと「抜け殻」については一歩踏み込んで考えてもいいのかな、と思いました。わたし、人間の抜け殻かもしれないし。竹井紫乙「階段」、とても興味深い設定に冒頭から胸が高鳴りました。「だっておはぎは私の分身だもの」と、2行目での潔さ。半身と分身にまたがる「こころ」の置き処など、幅広く楽しむことができる作品だと思います。景「キオク」、様々な指摘に驚きながら読みました。「忘れても生きていける」人が存在(?)することや、「家族だって古い知り合い」であることなど、フツウは見えにくい事柄かもしれません。わたしが何人くらいに忘れられているのかも知りたいです。この他、田中傲岸「後光差す通り魔」、紗野玲空「算数のおべんきょう」、安藤未浪「処理にしばらくかかります。」、茉莉亜・ショートパス「人間Bluetooth」、あさとよしや「ねこぜのわけ」、柳沢進「迷宮」、夜々「青年への子守唄」、星堕位置「でかめろん」、吉岡ヴィル「醒める」、山口波子「Q(&A)」、京螢兎「量産型に紛れた試作系女子」、シバフネコ「前提」、釛子ふたみ「ネコパンチ」、Dai高橋「Ordinary days」も興味深く、繰り返し読みました。
最後に近況報告になりますが、月刊書評誌「子どもの本棚」4月号(一般社団法人日本子どもの本研究会発行)にココアに登場するティーンエージャーについて書かせていただきました。また日本現代詩歌文学館館報91号には「詩歌との出会い」を「盛岡の頃」と題して寄稿しました。こちらの方も、ココア同様、ご一読くだされば嬉しいです。
毎月の投稿、期待しています。
(佐々木貴子)
<執筆者>
☆秋亜綺羅 (あき・あきら)
詩人。1951年生。宮城県在住。
詩集に『透明海岸から鳥の島まで』(思潮社・2012)、『ひよこの空想力飛行ゲーム』(思潮社・2014)など。
エッセイ集に『言葉で世界を裏返せ! 』(土曜美術社出版販売・2017)。丸山豊記念現代詩賞。
☆秋吉久美子 (あきよし・くみこ)
俳優、歌手、詩人。1954年生。
『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。
アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。
詩集に『いない いない ばあ』など。
☆いがらしみきお
漫画家。1955年生。宮城県在住。
『ネ暗トピア』『ぼのぼの』『BUGがでる』『3歳児くん』『かむろば村へ』『I』など多数。
日本漫画家協会賞優秀賞、講談社漫画賞、小学館漫画賞など。
☆齋藤 貢(さいとう・みつぐ)詩人。1954年生。福島県在住。詩集に『奇妙な容器』(詩学社・1987)、『夕焼け売り』(思潮社・2018)など多数。第40回福島県文学賞、第37回現代詩人賞など。
☆佐々木貴子 (ささき・たかこ)
詩人。1970年生。宮城県在住。
2012年「詩とファンタジー」大賞。第26回詩と思想詩人賞。第7回びーぐるの新人。
詩集『嘘の天ぷら』(土曜日術者出版販売・2018)にて第30回歴程新鋭賞。「ココア共和国」編集。
☆能美政通(のうみ・まさみち)
1980年生。秋田県在住。
第61回福島県文学賞詩部門準賞。あきた県民芸術祭2012 詩部門入選。
☆真土もく(まつち・もく)
2002年生。三重県在住。
☆八城裕貴(やしろ・ゆうき)
2000年生。宮城県在住。
▼以下は電子版のみに収録❤
●投稿詩佳作集Ⅰ
青木桃子「布を買いに来ただけなのに」
ストロベリーおおくぼ
「『おい、詩人! 忘れんじゃねーぞ!』」
ララ橋ララ美
「ハイボール ハイボール ハイボール」
石渡紀美「鈴木さんのこと」
真城六月「なつかしいもの」
篠崎亜猫「自由落下の」
シブミ「全て、あなたの言葉」
伊藤テル「乳牛さんこと、うしさん」
夜々「青年への子守唄」
小高功太
「ゴッドとゴッホ(ゴッホンゴッホンゴッホン(咳))」
星堕位置「でかめろん」
夏伐夏生「こんぺいとうの抜け殻」
竹井紫乙「階段」
吉岡ヴィル「醒める」
よこいゆか「一光年」
林 やは「しそう」
ノブセノブヨ「レモンとミカン」
まきいさお「ゴッツ・ガッツ・ジム」
山口波子「Q(&A)」
京螢兎「量産型に紛れた試作系女子」
景「キオク」
近藤太一「テスト」
射越沙梨「自分へのれくいえむ」
瀧 音吉「コメットさんの伝言」
雨の粥「鴆」
川島 洋「観音」
満里乃るり「じゃがいも」
碧ふゆき「喫茶店」
シバフネコ「前提」
十羽ひのこ「ジャンヌランバン」
まいたけ「誰も知らない」
黄色降雪「ゆきの日」
七まどか「から、からから。」
戸田和樹「春」
東ノ緑夢「多趣味な私の憂鬱」
七寒六温「人間」
桑田 窓「消えたオリオン」
髙須健之「母の背中の子守歌」
佐倉 潮「こころ、三題」
谷 寇「青い絵」
櫻花 葵「四角い瞳のコントロール」
堀 亮太「花子さん」
園 イオ「おとなの風船」
はやしみやび「抵抗」
●エッセイ
佐々木貴子「どうにもまとまらない♪ ①」
●投稿詩佳作集Ⅱ
高木弥生「春」
Resu「文明」
田村きみたか「脱皮」
荒木章太郎「珈琲工房にて」
西川真周「月の地震」
早川佳希「臨在」
双星たかはる「花葬」
ギルル「かえるの時間」
sion「愛の兵器」
羽日子「君のおつり」
のざきやすみ「神楽中継」
高平 九「あおそらの宿命」
なつのあや「真夜中のツイッター」
夏生「吸い込まれて」
朝野欠月「記憶」
詩村あかね「ことば」
折戸みおこ「暴徒」
太田尾あい「すすむ」
入江素理「漬物」
よしおかさくら「詩作」
内海拓郎「喪失」
廣石 卓「私的文体練習」
a.kiko「きもちのいいこと」
天野清二「秘密」
大野美波「laugh」
英田はるか「ヒトのかたちをしたへんないきもの」
夜宵メライ「純白の鎧」
佐藤真規「生理」
雪柳あうこ「地平線」
釛子ふたみ「ネコパンチ」
藤谷真実子「月など見ないで」
船津拓実「永久登坂車線」
風書なおき「バターの夕日」
義若ユウスケ「思いだす影」
中原双藍「道」
黄赤青「確固」
Dai高橋「Ordinary days」
仲村秋幸「越境」
ダイゴ・マツモト「メロウ」
手塚桃伊「花泥棒」
中島蛾々「日暮れ」
白神つや「シュプレヒコール」
蒼井ころも「52Hzのくじら」
小川一未「迦陵頻伽」
渋谷縷々子
「だいすき、だいすき、あしたのきみへ。」
hanagmori 「cupula」
●エッセイ
秋亜綺羅
「このブログは、がれきのひとかけらなのです。」
●投稿詩佳作集Ⅲ
みうみせい「メレンゲ」
森崎 葵「船は行く」
幻ノ月音「春の空に願うこと」
枝瀬 優「桜」
山羊アキミチ「新生活がはじまらない」
よつえ「三十路」
松川 徹「因果への疑義」
上田ちえこ「咲う」
殿岡秀秋「イサオちゃんと黄金を見せあう」
東京花束「唐揚げの凪」
雪下まほろ「含有」
鈴木 糸「夕暮」
荒海らこ「最後の夏に向かうきみたちへ」
みたこ「チョコの時間」
故永しほる「CE」
ほかのなにか「貴重品」
松本侑子「天気予報」
天 茉莉「風になりたかった」
橘いずみ「匂う」
ベネ・ルスカ・ビヨルク「かざはな」
宮園伊雪「決意」
菊楽冥子「叶えの心」
うみの奈波「アップルパイのりんご」
化野道夢「此岸にて」
塚本 愛「大笑いと丸文字」
みやおふゆみ「おくるエール」
山田美咲「日曜日の出来事」
楠 青子「世迷言」
霜月セイジ「篝火の孤島で」
夜空狐「unknown」
田中千佳子「42歳、今、駆け出す」
山下真里奈「わたあめの頃」
紙の本はこちらから
2021年 ココア共和国5月号
2021年 ココア共和国4月号
2021年 ココア共和国3月号
2021年 ココア共和国2月号